大谷選手の試合を見にスタジアムに行くと急遽欠場が判明w それでもベースボールの魅力を感じられた件
ニューヨークを離れ、アリゾナ州のテンピに来ています!メジャーリーグのキャンプ地の球場調査と日本人選手のプレーを観るためです。
<MLB観戦記- Tempe Diablo Stadium編①>
この日はロサンゼルス・エンジェルスの大谷選手がナイターの試合に出るとのことで、滞在先のホテルから、電車とバスを乗り継いでやってきました。
ちなみにテンピはフェニックスの隣町でフェニックス空港からも車で約10分の距離です。
ここが球場のあるTempe Diablo Stadiumの最寄りのバス停。
バス停から対岸にある道路が既に球場に面しており、既に練習用のグランドが見えています。
そしてお目当てのこの選手のフラッグバナーも!
そして球場の敷地内を試合があるスタジアムの方向へ歩くこと10分…
マジ砂漠…。
こんな砂漠の中にあるホテルを今まで見たことはありません。
「For Your Safety Please Do Not Climb Rocks」
予想外の砂漠体験に面食らいながらも歩いていると、試合が開催される球場が見えてきました。
試合開始まで時間があったので、選手の出待ちをしていたエンゼルスファンと話をしながら待つことにしました。この場所からはドーム型の室内練習場で練習しているのが見え、選手同士が談笑するのを眺めたり、車で出入りする関係者の様子を眺めていました。
そうしていると、1台の車が出ていくのが見えました。運転していたのは大谷選手っぽかったのですが、この時は特に気に留まりませんでした。
さらに待つこと30分。
知人の記者のAさんからメッセージが。
「大谷選手、今日の試合は出ないって!」
思わず笑ってしまいました。
後で記事を見てわかったのですが、どうやら予定を変更しナイター出場から紅白戦への出場に切り替えていたようです。
出場しないなら仕方ないと気持ちを切り替え、「本来の目的」であるはずの球場調査に移りました。そう、本来の目的の(涙)。
スタジアムのゲートの前では、2つのショールームが出展されていました。
まずは、携帯電話のネットワークを提供しているT-mobile。
T-mobileは現在、全米シェア3位でソフトバンク傘下のSprintよりも加入者数が多いとのこと。お店のスタッフの話で興味深かったのが、T-mobile Tuesdayというサービスがあり、毎週火曜日に加入者限定のサービスを行っているそうです。
日本でも他社に先駆けソフトバンクが吉野家の牛丼を無料で購入できるキャンペーンを行っていましたが、T-mobileも5年前ほど前から同様のキャンペーンを行っていたとのこと。
T-mobileはMLBとパートナーシップを結んでおり、T-mobile TuesdayにはMLBの試合を観れる月額有料サービスを一定の期間、無料で提供しているそうです。
そして次は、なんとヤクルト。
日本人だからという理由で4本もいただきました。
ヤクルトを手に敷地内を歩いていると球場横の駐車場から練習用グランドでフリーバッティングをしていたのが見えたので、そちらで過ごすことにしました。
その時の様子がこちら。
ロサンゼルス・エンジェルスキャンプ @Tempe Diablo Stadium 20180320
選手が打ったボールが飛んでくるので、みんな持って帰るために競争なんですよね。
かなり頻繁にボールが飛んできて、誰かがキャッチすると、「He got it!!」と知らないおじさんが声を発し皆が拍手をするという、温かい世界が広がっていました(笑)
自分も一球手にすることが出来、写真を撮ってもらうように青年に頼むと、ボールを持った彼のお父さんがカメラに割り込んできていっしょに撮ってくれました。
別れ際には、原監督ばりにグータッチで「Baseball cheers!!」と言いながら去っていきました。
ということでこの日は試合を観ずに、ホテルに帰宅。
明日またスタジアムに行ってきます!今度こそ大谷選手がプレーするのを観れることを祈って!
次回、
トビタテ留学!JAPANの概要とその魅力について
僕が留学するきっかけとなった文部科学省の留学制度であるトビタテ留学!JAPANのことを書いておきます。
現在僕はニューヨークを拠点とするスポーツマネジメントを専門とするコンサルティング会社でインターンとして働かせてもらっています。 自分は小さい頃からスポーツが好きで 将来的に 日本のスポーツ産業の市場がもっと大きくなるような仕事ができればと思っています 。そんな中、アメリカに留学したのは日本のスポーツビジネスが発展する上で日本が参考にするような事例がたくさんあり、それをこの目で見ることで日本のスポーツ業界に活用できる知見を得たいと思ったからです。
ただし、アメリカに留学となると、ネックとなるのがお金の話。ましてやニューヨークとなると、家賃だけで10万円を越えてしまうこともざらです。そんな中、交換留学以外でお金を支給してくれるトビタテの制度を知りました。
採用されるためには、書類選考に加え面接やグループワークがありますが、採用されればかなりのお金が支給されます。
留学する国によって支給される額は異なるものの、アメリカを含む先進国では月に16万円を支給してもらえます。トビタテが特徴的なのは、留学生向けの奨学金とは違い自分で計画を設定した留学に対して奨学金を支給してもらえることです。つまり、留学先で学校に通わなくとも、何らかの活動(トビタテでは実践活動と呼んでいる)を行う計画であれば、奨学金の支給対象となります。
トビタテの魅力のもう一つは、そこから得られるコミュニティの広さだと感じています。他の留学生の中にはお茶や日本の食文化を海外に広めるために留学している人やフィンランドの教育を学ぶために現地の学校で教育実習のような活動に取り組んでいる人など本当に多種多様です。
このように普段自分が接しているコミュニティでは出会えないような人が人とたくさん知り合え、彼らから刺激をもらえることもトビタテの魅力の一つです。留学したいけれど資金的な問題などで実現が難しいと感じている人は、ぜひチャレンジしてみてください。